【レポート】第43回乱読の読書会

こんにちは!

ここでは乱読の読書会のレポートを記載しています。今回の記事では第43回目の読書会について紹介します!

読書会概要

  • 開催日:2021年9月25日(土)
  • 開催場所:ZOOMによるボイスチャット
  • 参加人数:3人
  • 読書会全体の詳細はこちら

参加者の読んだ本リスト

この回に参加した方々の読んだ本のリストはこちら。

紹介された本

働き方改革の経済学—少子高齢化社会の人事管理 / 八代 尚宏

こちらはわたくしKJが紹介させていただいた一冊です。今となっては(良くも悪くも)だいぶ市民権を得てきた「働き方改革」について、多面的な角度から解説した一冊。個人的に、感情論・理想論になりがちな「働き方改革」について綺麗事抜きで解説してくれているところが良かったです。

ポイントとなるのはやはり「同一労働同一賃金」。この阻害要因となっているのが年功序列と定年制なわけですが、要するに正規雇用制度(この言葉はあまり好きではないですが)を維持することの難しさです。自分の将来の働き方についても考えさせられる一冊です。

スカイシティの秘密―翼のない少年アズの冒険 /ジェイ・エイモリー

この本は以前「マイク」を紹介頂いた方のベスト本です。ヤングアダルト向けのSF小説で、地球で大災害が起こったこときっかけに、空に住むようになった人類を巡る話だそうです。主人公やヒロインの兄弟がいいキャラをしていたとのことで、人物描写で見せるタイプの作品なのかもしれません。

人類が翼を持った世界で、翼を持たない少年アズが地上の調査に向かい、そこでボーイミーツガール的なストーリーが繰り広げられるとのことです。ずっと空の世界で生きてきたアズが地上の世界でみたものはなんだったのか?なかなか面白い世界観で気になりますね!

はじめての<脱>音楽 やさしい現代音楽の作曲法 / 木石 岳

この本は以前、「死刑執行人サンソン」を紹介していただいた方のベスト本です。本の中で楽譜なども出てくるらしく、音楽の楽譜のようなサイズの本だとのこと。普段なかなか接することのない「現代音楽」について、その歴史や実際の作曲法について書かれているようです。

音楽というと、調を持っているのが一般的だと思っていましたが、現代音楽においては「無調音楽」であるのが特徴だそうです。インスピレーションではなく、手続きで音楽を作れるというのが印象的だったそうです。誰にでも作曲できるというのはなかなかアツいものがありますね!

詳細レポート

もう少し詳細なレポートは主催の個人ブログをご参照下さい。