【レポート】第53回乱読の読書会

ここでは乱読の読書会のレポートを記載しています。今回の記事では第53回目の読書会について紹介します!

読書会概要

  • 開催日:2021年3月12日(土)
  • 開催場所:ZOOMによるボイスチャット
  • 参加人数:2人
  • 読書会全体の詳細はこちら

参加者の読んだ本リスト

この回に参加した方々の読んだ本のリストはこちら。

紹介された本

ゲノム解析は「私」の世界をどう変えるのか? 生命科学のテクノロジーによって生まれうる未来 / 高橋 祥子

こちらはわたくしKJが紹介させていただいた一冊です。遺伝子の研究科であり、バイオ企業の起業家・高橋祥子さんの一冊。ゲノム解析というワードが入っていることからもわかるように、生命科学についての一冊なのですが、科学と社会の在り方についても論じられているのが特徴です。

何かと大げさに語られがちなゲノム解析・ゲノム編集技術ですが、科学者らしく非常に真摯に言葉を選びながら論じているなという印象を受けました。発展し続けるテクノロジーと社会をどうやって折り合いをつけていくのか、そんなことを考えさせられます。

塞王の楯 / 今村翔吾

この本は以前「この恋は世界でいちばん美しい雨」を紹介頂いた方のベスト本です。こちらの本は直木賞も受賞した時代小説で、なかなか分量があるにもかかわらず、読み始めるとどんとんと読めてしまうほど面白かったとおっしゃっていました。

舞台は戦国時代の関ヶ原の戦いの前哨戦、大津城の攻防戦で、主人公はどうやら石垣を守る職人だそうです。守る側の石垣職人と、崩す側の鉄砲側が戦いを早く終わらせるという目的のために技術を磨いている描写がなされているようで、そのやりとりが面白かったとのことでした!

詳細レポート

もう少し詳細なレポートは主催の個人ブログをご参照下さい。