【レポート】第50回乱読の読書会

こんにちは!

ここでは乱読の読書会のレポートを記載しています。今回の記事では第50回目の読書会について紹介します!

読書会概要

  • 開催日:2021年1月8日(土)
  • 開催場所:ZOOMによるボイスチャット
  • 参加人数:3人
  • 読書会全体の詳細はこちら

参加者の読んだ本リスト

この回に参加した方々の読んだ本のリストはこちら。

紹介された本

現代ゲーム全史 / 中川大地

こちらはわたくしKJが紹介させていただいた一冊です。タイトルの通り、いわゆるコンピューターゲームの歴史について、その歴史を社会的・文化的目線から解説していく内容となっています。ゲームと言うとライトな印象だと思いますが、この本はかなり読み応えがあって重厚な一冊です。

軍事技術のカウンターカルチャー(ハッキング)としてのゲームから始まり、日本人にはおなじみのファミコンからポケモンGOに至るまで、様々な視点から考察なされているのが興味深い!ゲーム好きな人には特におすすめの本と言えますね!

その魔球に、まだ名はない / エレン・クレイジス

この本は以前「腐敗と格差の中国史」を紹介頂いた方のベスト本です。なかなか秀逸なタイトルの本ではありますが、内容としてはヤングアダルト向けの小説で、タイトルにもあるように野球に関連したストーリーが展開されるようです。

10歳にして魔球を持つゴードンは、リトルリーグへのテストに合格しながらもとある事情でリトルリーグに参加することは出来ず。理不尽なリゴルリーグの規定に納得がいかないゴードンはその背景を調査しにいく、そんなストーリーだそうです。YA向けらしく、現代のジェンダーなどの社会問題を取り上げているようですね。

プロ画家になる! 絵で生きていくための142条 / 佐々木豊

この本は以前「絵はすぐに上手くならない」を紹介頂いた方のベスト本です。その本に引き続いて絵に関する書籍をご紹介いただきました。絵がうまくなるようなノウハウも書いているものの、その内容は他ではあまり見ない内容だったため印象に残ったということでした。

具体的なところでいうと、芸術家として生きていくうえで東京藝大卒という経歴が非常に強い力をもつということや、逆に美大・芸大を出ていなくてもクリエイターとして有名な人もいるなど、単純に絵がうまくなるだけではない実情なんかも書かれているようです。普段あまり目にすることがないだけに、興味深いですね。

詳細レポート

もう少し詳細なレポートは主催の個人ブログをご参照下さい。