【レポート】第37回乱読の読書会

こんにちは!

ここでは乱読の読書会のレポートを記載しています。今回の記事では第37回目の読書会について紹介します!

読書会概要

  • 開催日:2021年6月26日(土)
  • 開催場所:ZOOMによるボイスチャット
  • 参加人数:5人
  • 読書会全体の詳細はこちら

参加者の読んだ本リスト

この回に参加した方々の読んだ本のリストはこちら。

紹介された本

明るい不登校: 創造性は「学校」外でひらく  / 奥地圭子

こちらはわたくしKJが紹介させていただいた一冊です。内容としては、学校にいけなくなった子どもたち(不登校児)が社会的にどういう風に扱われてきたかの歴史や、筆者の方が実際に活動してきた内容などを紹介しているものとなっています。

個人的に印象的だったのは、2014年に文科省が「不登校は問題行動ではない」という立場に方針を転換をしていたということです。無理に学校に登校させるのではなく、そういった状況でいかにして社会的に支援していくかが重要なのでしょう。なかなか考えさせられる一冊です。

仕事文脈vol.18 / 仕事文脈編集部

この本は以前「人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか」を紹介頂いた方のベスト本です。以前、その方に紹介頂いた「くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話」という本の出版社が出している雑誌だそうです。ちょうど前回の読書会で雑誌の話をしたのでややタイムリーですね!

内容としては、いろいろな働き方をしている人たちの働き方やインタビュー記事を紹介している雑誌のようです。普通に生活しているだけではなかなか見えてこない自分以外の働き方を知ることができ、自分の働き方を相対化できたという言葉が印象的でした。

News Diet / ロルフ・ドベリ

この本は以前、「穂高小屋番レスキュー日記」を紹介していただいた方のベスト本です。内容としてはシンプルで、ニュースを追うのをやめよ!というなかなか過激なもの。以前私が紹介した「Think Clearly」と同じ作者だということもあり、なかなか気になる一冊です。

特にコロナ以降、情報・ニュースによる疲労、ストレスというのは皆様感じているようで、いろいろな意見を聞くことが出来ました!センセーショナルな見出しがおどるインターネットを覗くと、どうしても時間を奪われがちなので、自分にとって大切なことのために時間を使いたいところですね。

銀河鉄道の夜 / 宮沢賢治

この本は以前「10% HAPPIER」を紹介していただいた方のベスト本です。超有名な一冊ではありますが、今まで読んだことがなかったということで初めて読んでみたとのことです。ちなみに私もあまりきちんと読んだことはなく、案外そういう方も多いかもしれませんね。

とにかく圧倒的に美しい文体が素晴らしかったとのことでした。一方で、ちょっと宗教的な雰囲気もあるということもあり、これはこれでちょっと怖い感じも受けたとのことでした。それだけ人を引きつけるなにかがあるのが宮沢賢治という作家のすごいところなのでしょう。

詳細レポート

もう少し詳細なレポートは主催の個人ブログをご参照下さい。