【レポート】第35回乱読の読書会

こんにちは!

ここでは乱読の読書会のレポートを記載しています。今回の記事では第35回目の読書会について紹介します!

読書会概要

  • 開催日:2021年5月22日(土)
  • 開催場所:ZOOMによるボイスチャット
  • 参加人数:5人
  • 読書会全体の詳細はこちら

参加者の読んだ本リスト

この回に参加した方々の読んだ本のリストはこちら。

紹介された本

暴走するネット広告: 1兆8000億円市場の落とし穴 / NHK取材班

こちらはわたくしKJが紹介させていただいた一冊です。内容としては、規模としては今やテレビの広告を超えたネット広告について、その仕組みや問題点を明らかにしつつ、実際の取材班による漫画村騒動のルポルタージュを紹介しているというもの。題材も身近なので、わりと読みやすい一冊です。

ネットを使っていれば日常的に目にすることになるネット広告について、その収益の仕組みや課題点などを知ることができたという意味でなかなか印象的な本でした。また、漫画村の闇を暴いていくノンフィクションとしても読み応えがあります。

人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか / 玄田有史/編

この本は以前「潜匠 遺体引き上げダイバーの見た光景」を紹介頂いた方のベスト本です。タイトルの通り、人手不足が叫ばれているにもかかわらず賃金が上がっていないという一見不可解な状況が続いている日本の現状を複数の研究者がそれぞれの視点から説明を試みているという本だそうです。

上がり続けている保険料が実質賃金を引き下げていることや、法や制度で儲けがある程度規制されてしまっているなど、様々な要因が絡んでいるというのが実態のようです。なかなか明るい未来が描いにくい現代だからこそ、現状把握のためにも良い学びが得られるのかもしれません。

10% HAPPIER / ハリスダン

この本は以前「ジェンダー秩序」を紹介していただいた方のベスト本です。アメリカでは大人気のニュースキャスターによる著作で、いわゆるマインドフルネスによってささやかな幸福が得られたというノンフィクションのようです。サブタイトルは「人気ニュースキャスターが 「頭の中のおしゃべり」を黙らせる方法を求めて 精神世界を探求する物語」

なかなか情報過多なこの時代だからこそ、マインドフルネスという形で無心になる時間をつくるのも大切なのかもしれません。また、前半についてはニュースキャスターとしての著者の様子が描かれており、普段知ることができないキャスターの業界のことを知るノンフィクションとしても楽しめるとのことでした。

こころ / 夏目漱石

この本は以前「インビジブル」を紹介していただいた方のベスト本です。日本人であれば、読んだことはなくとも一度はタイトルを聞いたことがあるであろう、夏目漱石の名作です。紹介者の方は最近、青空文庫で過去の名作を読んでいるそうで、その一環で読んだ一冊だそうです。

紹介者の方は以前読んだときはあまりピンと来なかったそうですが、今読んでみると人物たちの内面やこころの動きがとても丁寧に描かれていることに気づけたとのこと。フリートークでも話題になりましたが、過去に読んだ本を再読すると新たな気づきが得られたりするのが醍醐味ですね。

穂高小屋番 レスキュー日記 / 宮田八郎

この本は以前「スマホ脳」を紹介していただいた方のベスト本です。内容としては、山岳救助にとりくむ著者によるレスキュー現場のレポートや、その生活の様子を書いている本だそうです。「岳」という漫画のモデルにもなっている方とのことで、紹介者の方はそれがきっかけで読んだそうです。

この本について紹介いただいたあと、「登山」についてのひとしきり盛り上がりました。「そこに山があるから」という話はよく聞く話ですが、非常に大きなリスクを抱えてもなお登山に望む人々がいるという事実。やはり、そこには登山者にしかわからない魅力があるのかもしれません。

詳細レポート

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