こんにちは!
ここでは乱読の読書会の前身であるレバレッジ・リーディング読書会のレポートを記載しています。今回の記事では第21回目の読書会について紹介します!
読書会概要
- 開催日:2020年10月4日(土)
- 開催場所:ZOOMによるボイスチャット
- 参加人数:2人
- 読書会全体の詳細はこちら
参加者の読んだ本リスト
この回に参加した方々の読んだ本のリストはこちら。
紹介された本
シン・ニホン AI x データ時代における日本の再生と人材育成 / 安宅和人
こちらは、わたくしKJが紹介させていただいた一冊。「イシューからはじめよ」で有名な安宅和人さんによって書かれた本で、現時点での日本の課題点とこれからの方向性を整理しているという内容になっています。雰囲気としては、ちょっと前に流行った落合陽一さんの「日本再興戦略」に近いものがありますね。
読むとわかるのは、現在の日本が想像以上に危機的な状況にあること。そこから日本が立ち直るためには何をすれば良いのか、そういったことを考える大きなヒントになる一冊だと思います。悲観していても仕方ないので、こういうビジョンを見せてくれる一冊はなかなかよい刺激なります。
急に具合が悪くなる / 宮野真生子・磯野真穂
この本は以前「中世の音・近世の音 鐘の音の結ぶ世界」を紹介していただいた方のベスト本です。内容としては、重病を患い、医者から余命わずかと宣告された方とその共同研究者の方との往復書簡。「死」が迫られた人との正面からのコミュニケーションが描かれているそうです。
重病を患った方との接し方はどうしても腫れ物を触るような形になってしまいがちですが、物語に絡め取られず、きちんとその言葉を受け止め一緒に歩くという関係性が理想的だと思ったと紹介者の方はおっしゃっていました。重いテーマだそうですが、重いからこそ考えさせられることも多そうです。
honto
急に具合が悪くなる
がんの転移を経験しながら生き抜く哲学者と、臨床現場の調査を積み重ねた人類学者が、死と生、別れと出会い、そして出会いを新た
詳細レポート
もう少し詳細なレポートは主催の個人ブログをご参照下さい。