【レポート】第20回レバレッジ・リーディング読書会

こんにちは!

ここでは乱読の読書会の前身であるレバレッジ・リーディング読書会のレポートを記載しています。今回の記事では第20回目の読書会について紹介します!

読書会概要

  • 開催日:2020年9月26日(土)
  • 開催場所:ZOOMによるボイスチャット
  • 参加人数:3人
  • 読書会全体の詳細はこちら

参加者の読んだ本リスト

この回に参加した方々の読んだ本のリストはこちら。

紹介された本

QRコードの奇跡 モノづくり集団の発想転換が革命を生んだ / 小川進

この本は、以前「測りすぎ -なぜパフォーマンス評価は失敗するのか-」を紹介いただいた方のベスト本です。今となってはだいぶ身近なところで使われる「QRコード」の開発裏話的な内容の本だとのこと。構成としては大きく二つに分かれており、前半が開発について、後半がその普及について書かれているようです。

「QRコード」自体は今や世界各地で使われている技術ではありますが、実は日本発の技術だそうです。なんでも、トヨタの電装部が伝票処理のために開発したのが発祥なんだとか。身近にありながら、あまり詳しく考えたことがなかったので、なかなか読み応えのありそうな一冊です。

この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた / ルイス・ダートネル

これわたくしKJが紹介させていただいた一冊です。9月前半の会では「ヒトの目、驚異の進化」を紹介したのですが、今回は別の本ということでこの本を推させていただきました。タイトルの通り、今の文明が崩壊して「世紀末」的な世界が訪れた時、どのように科学文明を発展させていくかを大真面目に考察している本です。

考察している分野が多岐に渡っているのが特徴だと思います。食料(農業)から材料、電気やコミュニケーション、位置や時間を知る方法など、非常に多面的に解説をしています。サバイバル術としてはもちろん、自分の生活がいかに文明に依存しているのかを考えさせられる一冊でした。

12階から飛び降りて一度死んだ私が伝えたいこと / モカ・高野真吾

こちらは、今回初参加の方に紹介いただいた方のベスト本。内容としてはモカさんという方の波乱万丈な半生を描いた自伝的な一冊だとのこと。紹介者の方は、どんどん続きが気になってしまって一気読みしてしまったそうです。気になりますね。

モカさんという方は性同一性障害を抱えていたり、躁鬱病的な疾患を抱えていたりしたこともあり、非常に厳しい人生を歩んできた方のようでした。紹介者の方はその中でも自分の信じた道を進む強い行動力には心打たれたとおっしゃっていましたし、そのようなつらさを抱えている方だからこそ伝えられるものもあるのかも知れません。

詳細レポート

もう少し詳細なレポートは主催の個人ブログをご参照下さい。