【レポート】第14回レバレッジ・リーディング読書会

こんにちは!

ここでは乱読の読書会の前身であるレバレッジ・リーディング読書会のレポートを記載しています。今回の記事では第14回目の読書会について紹介します!

読書会概要

  • 開催日:2020年5月16日(土)
  • 開催場所:ZOOMによるボイスチャット
  • 参加人数:5人
  • 読書会全体の詳細はこちら

参加者の読んだ本リスト

この回に参加した方々の読んだ本のリストはこちら。

紹介された本

メイカーズ進化論 / 小笠原治

こちらは私が紹介させていただいた一冊。その内容はここ最近の「ものづくり」の潮流についての解説。IOTや3Dプリンターなどは聞いたことがある方も多いと思いますが、それらのテクノロジーがどのような意味を持つのかもこの本を読めばわかります。

ポイントは、クラウドファンディングやSNS、動画配信などで個人でも「モノを売れる」環境が整ってきたことと、そして3Dプリンタやモジュール化によって気軽に「モノが作れる」ようになったことです。読んでいて、何か物を作りたくなってくる一冊でした!

PSYCHO-PASS / 深見真

こちらは、前回「デジタルで読む脳 x 紙の本で読む脳」を紹介していただいた方の紹介本です。アニメや映画にもなっているので、ご存知の方も多いかも知れませんね。私も設定だけは聞いたことがあって、非常に気になっている作品でした。

人間の思考が監視され、それをもとに最適なパートナーや職業を決めてくれる社会を描いたSF小説。紹介者の方は、読んでいるうちに自分が普段している「自分の判断」がどこまで自分のものなのかと疑問になってしまったとのことです。なかなか、深いテーマが絡んでいそうな作品ですね。

王朝生活の基礎知識 古典のなかの女性たち / 川村裕子

こちらは前回「日本のフェミニズム」を紹介していただいた方の紹介本です。学生時代の古典の授業でおなじみの「王朝生活」の着物や住居など基本的な内容を解説した一冊であるとのこと。古典が超絶苦手だった私からすると、あまりに未知の世界なのでこういう本を紹介していただけるのはありがたいです。

平安時代の有名な十二単の一枚一枚にそれぞれ意味があるということや、身分によって着物の色が違うなど、普通に古典を読んでいるだけだと見えてこないものが見えてきて面白かったとのこと。こうした背景をしっかり頭に入れた上で読むと、古典の見え方も変わってくるのかも知れませんね。

WORK SHIFT / リンダ・グラットン

こちらは初参加の方に紹介いただいた一冊。ちょっと前にかなり流行ったこともあり、読んだことのある方も多いかも知れません。紹介者の方が強調していたのは、今回のコロナの騒動で起こっている変化とかなり近いものがあるということです。

リモートワークが幅広く行われるようになると言うことや、オンラインで会議をはしごをすることが一般的になるなど、言われてみればまさにそのとおりですね。未来の働き方や結婚観の変化、国連が掲げているSDGs(持続的開発目標)など、幅広く勉強になった一冊だとのことです。

このゴミは収集できません / 滝沢秀一

こちらは前回「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」を紹介していただいた方の紹介本。この本の著者はマシンガンズというお笑いコンビの滝沢さんという方のようです。副業としてやっていたごみ清掃での気付きをTwitterでつぶやいていたら話題になってきたということらしいです。

ゴミから見る格差、ゴミ清掃員から見たオススメ物件、そしてゴミから見る四季など、そういう仕事をしているからこその視点が面白そうでした。紹介者の方からは、最近の芸人はお笑いだけでなく副業を上手く芸に活かしている人が多い気がすると言う指摘があり、それにはちょっと納得してしまいました。芸人も働き方改革中なのかも知れません。

詳細レポート

もう少し詳細なレポートは主催の個人ブログをご参照下さい。