こんにちは!
ここでは乱読の読書会の前身であるレバレッジ・リーディング読書会のレポートを記載しています。今回の記事では第10回目の読書会について紹介します!
読書会概要
- 開催日:2020年1月18日(土)
- 開催場所:ZOOMによるボイスチャット
- 参加人数:2人
- 読書会全体の詳細はこちら
参加者の読んだ本リスト
この回に参加した方々の読んだ本のリストはこちら。
紹介された本
中東から世界が崩れる / 高橋 和夫
こちらはわたくしKJが紹介した本です。タイトルの通り、中東のダイナミズムを民族や歴史、国家や宗教などの面から解説した新書。これを書いている今現在、アメリカとイランが予断を許さない状況にありますが、ニュースだけでは見られない中東の現実を知ることができたという意味でこの月のベスト本に選ばせていただきました。
日本のニュースを見ていると、イスラム教のスンニ派とシーア派の宗派対立としてシンプルに考えがちな中東の対立構造が、地政学や資源の問題としてある程度しっかり理解できたと思います。特に印象的だったのは、中東で近代国家と言えるのは、エジプト・トルコ・イラン・イスラエルくらいのもので、残りの国は国家の体をなしていないという主張です。日本にいるとなかなか意識することのない中東について知るきっかけとしてもおすすめの一冊です。
「自己啓発」は私を啓発しない / 齊藤 正明
この本は、前回「老人喰い 高齢者を狙う詐欺の正体」を紹介していただいた方の紹介本です。なかなかインパクトの強いタイトルですが、その内容は「自己啓発」のセミナーや教材に600万円以上を費やしてしまった著者が、その時の経験を語った本のようです。
本の内容お話を聞く限り、なかなかエゲツないことをやっているセミナーも多いらしく(もちろん真っ当なところもあると思いますが)、高額の教材を買わされたりすることも少ないようです。騙される人が悪いと言えば簡単ですが、自分がそこに立った時に抵抗できるかどうかはわからないので、その手口を知っておくことは無駄ではないかなと。ちなみに今現在(2020/1/19)Kindle unlimitedで配信されていたので、早速読んで見ました。この記事を書いている時点で既に読了済みです(笑)
詳細レポート
もう少し詳細なレポートは主催の個人ブログをご参照下さい。