【レポート】第8回レバレッジ・リーディング読書会

こんにちは!

ここでは乱読の読書会の前身であるレバレッジ・リーディング読書会のレポートを記載しています。今回の記事では第8回目の読書会について紹介します!

読書会概要

  • 開催日:2019年9月22日(土)
  • 開催場所:Skypeによるボイスチャット
  • 参加人数:3人(オブザーバー1人含む)
  • 読書会全体の詳細はこちら

参加者の読んだ本リスト

この回に参加した方々の読んだ本のリストはこちら。

紹介された本

母性のディストピア / 宇野 常寛

こちらはわたくしKJが紹介した本です。以前この読書会で紹介した「ゼロ年代の想像力」の宇野さんによる、日本アニメーションの評論書。 宮崎駿(ジブリ)、富野由悠季(ガンダムシリーズ)、押井守(攻殻機動隊シリーズ)の三人の巨匠が描いたものを、戦後日本のメンタリティと絡めて考察してます。

「ゼロ年代の想像力」でも感じましたが、筆者の洞察の深さに感銘を受けると同時に、今まで全然意識していなかった視点を与えてくれた本だったので、今回のベスト本に選ばせていただきました。2016年に話題になった三作品「君の名は。」「シン・ゴジラ」「この世界の片隅に」についての記述も有り、読書会中にはこれらについての会話が多くなりました。

ビジネスモデル 2.0図鑑 / 近藤 哲朗

この本は、前回「シルバー民主主義の政治経済学」を紹介していただいた方の紹介本です。この本は、最近の新しいビジネス100個について、そのビジネスモデルを図解で解説した本であるとのこと。なんと、この本は全文がインターネット上で公開されており、読書会中はそれを見ながらワイワイ話し合うのが面白かったです(紹介者の方は筆者に貢献する意味でも、紙の本も購入したそうです)。

この本で紹介されているビジネスの特徴は、誰も傷つけない形のビジネスとなっていること。紹介者の方は、特にその点が印象的だったと仰っていました。確かに、世の中には情報弱者や社会的弱者を食い物にして利益を得ているように見えるビジネスも多く、そういう意味では誰も傷つけずに利益を得ようとする起業家の姿勢には強く共感できますね。読んでいるだけで、ビジネスのインスピレーションが得られそうなので、僕も読んでみようと思いました。

詳細レポート

もう少し詳細なレポートは主催の個人ブログをご参照下さい。