こんにちは!
ここでは乱読の読書会のレポートを記載しています。今回の記事では第39回目の読書会について紹介します!
読書会概要
- 開催日:2021年7月24日(土)
- 開催場所:ZOOMによるボイスチャット
- 参加人数:4人
- 読書会全体の詳細はこちら
参加者の読んだ本リスト
この回に参加した方々の読んだ本のリストはこちら。
紹介された本
個人開発をはじめよう / ゆずたそ
こちらはわたくしKJが紹介させていただいた一冊です。内容としては、個人でアプリケーションやウェブサービスを開発している方の25人による個人開発に関する寄稿集です。それぞれの内容は開発から運営、マーケティングやマネタイズの話など、幅広くて面白いです。
それぞれの開発者が思い思いに語っている内容は読んでいて楽しいですし、自分もなにか作ってみたいという気にさせられます!万人におすすめというわけではないですが、なにかものづくりが好きなことであれば楽しめるのではないかと思います。
ヴェネツィアに死す / トーマス・マン
この本は以前「News Diet」を紹介頂いた方のベスト本です。ご存知の方も多いと思いますが、有名な海外古典の一冊ですね。有名作品というだけあって訳も多い作品ではありますが、比較的砕けた印象の光文社新訳でも硬い表現が多かったとおっしゃっていました。
舞台がコレラ流行禍のヴェネツィアということもあり、現代の様相と比較しながら読むというのもまた新しい発見があるのではないかとおっしゃっていました。時代を超えて変わらない人間の本質のようなものを感じたと言っていたのが印象的でした。
実力も運のうち 能力主義は正義か? / マイケル サンデル
この本は以前、「銀河鉄道の夜」を紹介していただいた方のベスト本です。こちらは話題になっている本ということで、すでに読んだことのある方も多いかもしれません。哲学の白熱教室で有名なサンデル先生の最新作ですね。なかなか特徴的なタイトルの一冊。
紹介者の方は解決策ではなく、問題提起の本だったと言っていました。高学歴の人ほど知性に関する差別が多く、低学歴の人を軽視・軽蔑しがちであるということが問題であると提起しているようです。私個人としても非常に気になっていた一冊なので、こちらもそのうち読んでみたいと思います。
異界幻想―種村季弘対談集 / 種村季弘
この本は以前「RE:THINK(リ・シンク):答えは過去にある」を紹介していただいた方のベスト本です。内容としては、評論家・種村季弘さんが魔女や偉人について様々な対談をまとめた本のようです。対談によってどんどん話が広がっていき、どんどん読み進めてしまうタイプの本だとのことでした。
私自身は種村さんのことはご存じなかったのですが、お話を聞いていて非常に興味深いなと思いました。こちらは万人にはおすすめというわけではないものの、都市伝説や神話などに興味を持っている人ならば楽しめるだろうとのことでした!
詳細レポート
もう少し詳細なレポートは主催の個人ブログをご参照下さい。