こんにちは!
ここでは乱読の読書会の前身であるレバレッジ・リーディング読書会のレポートを記載しています。今回の記事では第29回目の読書会について紹介します!
読書会概要
- 開催日:2020年2月27日(土)
- 開催場所:ZOOMによるボイスチャット
- 参加人数:3人
- 読書会全体の詳細はこちら
参加者の読んだ本リスト
この回に参加した方々の読んだ本のリストはこちら。
紹介された本
人工知能は人間を超えるか / 松岡豊
こちらはわたくしKJが紹介させていただいた一冊です。前回も書いたとおり、1月はそこまで印象深い本はなかったのですが、派手さはないながらも堅実に良かった本ということで選ばせていただきました。タイトルの通り人工知能を題材とした本で、人工知能の歴史から現状の技術、そしてその行く末を考えていくと言う内容です。
個人的に印象的だったのは「ディープラーニング」の解説について。今までに読んだ本の中ではディープラーニングの説明としては頭一つ抜けてわかりやすく、それでいて本質をついていると思いました。AIの理想と現実をしっかり描いていることもあり、これからを考える上でも参考になる一冊なのではないかと思います。
正しく書いて読むための 英文法用語事典 / 畠山 雄二
こちらは以前「献灯使」を紹介いただいた方のベスト本。タイトルをじっくり見るまで気づかなかったんですが、「英文辞典」とか「英文法辞典」ではなく、「英文法『用語』辞典」ということらしいです。従来の英文法の本にわかりにくさを感じる中で手に取った本だとのことで、非常に論理的に文法が解説されていたのが印象的だったとのことでした。
現在使われている英文法の用語というのはかなり昔に定められたものらしく、現代の感覚にはあまり馴染んでいないがゆえにわかりにくいとおっしゃっていて、なんとなく納得してしまいました。確かに、「不定詞」とか「関係代名詞」とか、わかりにくい言葉が多いなとw さらに、この本の紹介いただいた流れで、言語の学習についての話でもひとしきり盛り上がりました!
ルポ トランプ王国 – もう一つのアメリカを行く
この本は以前「子どもは40000回質問をする」を紹介していただいた方のベスト本です。なんでも、その方は1月は現代アメリカについての本を結構読んだようで、その一環で読んだ一冊だとのこと。タイトルの通り、現代アメリカの実情を描いた新書であり、トランプ氏が大統領に選ばれる背景なんかが書かれているそうです。
なぜアメリカでトランプのような人が大統領になるのか疑問に思っていたらしいですが、この本を読んでトランプに投票をする人たちの心情を理解することができたとのことでした。新興国の台頭に伴い徐々に没落していくアメリカ中流階級の憂いは、日本に住む我々にも無関係ではないように思えてなりません。
詳細レポート
もう少し詳細なレポートは主催の個人ブログをご参照下さい。