【レポート】第6回レバレッジ・リーディング読書会

こんにちは!

ここでは乱読の読書会の前身であるレバレッジ・リーディング読書会のレポートを記載しています。今回の記事では第6回目の読書会について紹介します!

読書会概要

  • 開催日:2019年7月20日(土)
  • 開催場所:Skypeによるボイスチャット
  • 参加人数:4人
  • 読書会全体の詳細はこちら

参加者の読んだ本リスト

この回に参加した方々の読んだ本のリストはこちら。

紹介された本

乱読のセレンディピティ / 外山 滋比古

こちらはわたくしKJが紹介した本です。「思考の整理学」で有名な外山さんの読書論です。この本で書かれている内容は、セレンディピティ(=思いがけない発見)を得るために、分野にとらわれず色々な本をどんどん読みましょうという主張です。

特に印象に残ったのはこの方の教養についての考え方。教養とは単なる知識ではなく、新たなものを創造するためのものである、という主張は僕自身の考え方ととても近く、非常に心に残りました。たくさんを本を読んでいると、どうしても「知っていること」に目が行きがちなので、常に新たな創造を意識した読書をしていきたいですね!

残業学 明日からどう働くか、どう働いてもらうのか? / 中原 敦+パーソル総合研究所

この本は、前回「日本の分断 切り離される非大卒若者(レッグス)たち」を紹介していただいた方の紹介本です。この本は、なぜ日本には残業がこれだけあるのか、そして残業をなくすにはどうしたらいいのかを考察した本でとのことです。2万人という大規模な調査に基づいているらしく、なかなか説得力がありそうです。

ポイントは「残業麻痺」という、残業に幸せを感じる人たちがいるということのようで、残業によって成長している錯覚が長時間残業を生んでいるらしいです。働き方改革についての言及もあるらしく、これからの働き方を考える上で参考になりそうな本です。

エッセンシャル思考 / グレッグ・マキューン

こちらは初参加の方の紹介本。「より少なく、しかしより良く」がキーワードの本で、本質をつかむことの重要性を説いている本です。僕自身も以前読んだことのある本で、月間ベスト本に選ばれるのも納得の良書だと思います。

紹介いただいた方のコメントとしては、そこまで目新しいことが書いてあるわけではないが、必要なことが網羅的に書かれているところが良かったとおっしゃっていました。特に印象的だったのは目標をものすごく具体的に設定することが大事という点だとのこと。僕以外の参加者の方の一人も読んだことがあったらしいのですが、それぞれ印象に残った部分が違うというのが面白かったです(笑)。やはり、同じ本でもそれぞれ見方が少しづつ違うんだなと改めて思いました。

反省させると犯罪者になります / 岡本 茂樹

この本は前回「直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN」を紹介された方のベスト本です。内容としては、反省文などで強制的に反省させても、結局本人が納得せず、本当の意味での反省をしないのであまり意味がないということだそうです。

タイトルからして非常に気になる本ですね。センセーショナルなタイトルに反して、内容はとても真面目な本であるというコメントをいただき、そういう意味でも気になります。話を聞いていて、たしかに子供の頃に反省文とか書かされた時も、内心は全然納得していなかったなーということを思い出したりしてしまいました。

詳細レポート

もう少し詳細なレポートは主催の個人ブログをご参照下さい。